座頭市打法―パットの極意【その1】グリーンに上がる前にグリーン全体の傾斜を見ておく。 グリーンに乗ったら、ボール跡を探す。 (アプローチの落としどころも重要) 【その2】 ボールマークをフォークで修復。 直しながらグリーンの硬さを把握。 時間があれば他の穴もばんばん直す。 ともかくグリーン上でぼーっとしない。 【その3】 ボール位置からピンまで歩いて旗を抜きに行く。 自分のために率先して旗を抜きましょう。 その際、他のプレイヤーのラインと自分のパットラインを踏まない。 歩きながらボール位置からカップまで歩測、 上りか下りか傾斜はどうかを足裏でつかむ 【その4】 カップの先の傾斜確認。 カップに来るとき山側を歩いたら、帰りは谷側を。 どこが傾斜の頂点かを確認。 【その5】 ここまで時間をかけない。 あくまで自然な動きで、他のプレイヤーがボールを拭いてもらったり、 パットをしているときにさりげなくしてしまう。 旗は抜けるときだけでOK。【その1~4】まで あまり時間をかけると同伴プレイヤーに嫌われます。 【その6】 曲がるラインの場合は、 カップの手前30センチくらいの半円上に仮想カップをイメージ、 そこに肩と胸とスタンスを合わせ、 フェース面を向けます。 仮想カップに一度目線を置き、ボールを見ます。 以降、カップは打ち終わるまで見ません。 【その7】 仮想ライン上を通ってボールが入る映像を浮かべるとボールが転がるスピードがわかります。 そのイメージで、バックスイングの大きさを決める。 【その8】 ボクの場合、右のつま先まで上げると12歩、その半分なら6歩転がる。これが基準。 【その9】 上りなら基準よりやや大きめ、下りならやや小さめに素振り。 バックスイングはゆっくり上げる。 【その10】 肩回転、左手主導で振り子イメージでダウン。 右手首の角度を変えないよう注意。 ボールをヒット。 目はボールがあったところを凝視。 ここで絶対カップは見ません。 先ほど浮かべたカップインイメージの入る直前に顔を上げます。 ロングパットだと3秒くらいボール位置を見つづけることに。 これがけっこうむずかしいっす。 どうしても結果が気になちゃうからね。 顔を上げてカップを見てしまう誘惑に負けたら、座頭市ではありません。 その場合、ボクだとほとんどショート。 ぎりぎりまで我慢してボールのあった位置を見つづけるのが、最重要ポイント。 でも、どうしてもカップが視界に入る場合がありますね。 80センチ以内のショートパット。 ボクの場合、イメージライン上を見つづけるようにしてるけど、 はっきり言って、これが一番むずかしい。 なんたって、カップが見えちゃうんだから。 一番イージーな60~80センチの上りパットを なぜかはずすケースが多々あります。 そこで、考えたね。 今度からショートパットは目をつぶって打ちます。 これぞ、真の座頭市打法開眼!? って、 実際目つぶってても開眼とは摩訶不思議。 【その11】 数秒後、顔を上げると、カップにボールが入るところが見えます。 入ったら小さく「よし」とつぶやきましょう。 はずれる場合は、 カップを通りすぎてからのボールの転がりを確認。 そのイメージのまま返しのパットで、ほとんど入ります。 極端に言えば、カップインすればカランと音がする。 その音を聞いてから顔を上げてもいいんだけど……、 入らない場合もあるから、念のため、 返しのイメージづくりの意味でカップを見る。 これだけです。 ボクも引っかけOBやチョロ、ダフリ、シャンクに悩んで、 皆さんからアドバイスをいただいていますけど、 はっきり言って、スイングはヘボです。 やっぱり、ゴルフはアプローチとパット。 つい先日まで、「お先に」も入らず、お先真っ暗4パット! ズガーン!! 後はよれよれ野たれ死にゴルフ……。 実際「ちぃっちきちー!」なほど、痛い目にあってる。 でも、パットがいいとショットもよくなっていくから不思議。 以前、たまたまタッチが合って座頭市打法炸裂(27パットでラウンド74)したこともあったけど、油断は禁物ですたい。 入らないときはとことん入らねーしな。 |